都内の一部では積雪も見られた、寒さが凍みる2月某日。
東京・南青山にあるthe guide shop東京店に、キモノモダン部のメンバーが集まりました。

今回はなんと、KIMONO MODERNのコラムも執筆してくださっている、きものカラーコーディネーター兼きものパーソナルアナリストのあさい やすえ先生が東京店に来てくださいました！

富山の「きもののきかたのお教室 こゆき庵」を主宰されているあさい先生。KIMONO MODERNのコラムでは、着物の色柄合わせのコツなど、着物をオシャレに着こなすメソッドを毎月2回発信されています。

キモノモダン部のみなさんに、あさい先生への質問を事前にヒアリングしたところ、

「自分に似合う色がわからない」
「以前パーソナルカラーを診断してもらったけど、2回やって2回とも結果が違った」などのお悩みが。

そんなお悩みを解消するためのノウハウをあさい先生にたっぷり教えていただいたので、その様子をレポートします♪

そもそもパーソナルカラーとは？

まずは、パーソナルカラーの基本を解説。
パーソナルカラーは、肌の色によってブルべ・イエベに分けた後、さらに髪や目の色などで春夏秋冬のフォーシーズンに分けて診断するものです。

軸となるパーソナルカラーを知ることで得意な色・苦手な色がわかるので、より自分を魅力的に見せるコーディネートを叶えることができます！

パーソナルカラーの詳しい解説はこちら＞＞

早速みんなで診断！

STEP1.まずはセルフチェック！

パーソナルカラーの概要が分かったところで、早速実践編！
目の色や明るさ、黒目と白目のコントラスト、髪の色、肌の質感などから、自分のパーソナルカラーの傾向をチェックしていきます。

でも、いざセルフで診断してみようと思うと「私の目って茶色い？それとも黒いの？」など、なかなか自分だと判断がつきにくいもの。みんなで確認しあったり、先生のアドバイスを受けたりすることで、だんだんと自分の傾向が絞れてきました。

それぞれのチェックリスト集計してみると、イエベ春やブルべ夏など、キレイに診断が出た方もいれば、ニュートラルな方も。

では、具体的に自分の軸となるパーソナルカラーはどれになるのか。次はドレープを当てながら、さらに詳しくチェックしていきます。

STEP2.ドレープを当てて顔映りをチェック

あさい先生がドレープを当てながら、一人一人のパーソナルカラーを最終診断！

ドレープを当ててみると、似合う色似合わない色がキレイにわかる方もいれば、比較的どのパーソナルカラーも似合うという方も！実はこれには理由があるのです。

例えば、”イエベ春”と診断されたからと言って、ほかの自分のパーソナルカラー以外の色が似合わないというわけではないのだそう。

明るい色が得意、くすんだ色が苦手、など、自分の得意な色・不得意な色が分かれば、自分のパーソナルカラーを軸足に、ほかのパーソナルカラーの色を横断することも可能。
また、苦手な色の着物も、小物に似合う色を入れてバランスをとることで、うまく着こなすこともできるのだそうです。

色の”似合わせ”についての詳しい解説はこちら＞＞

あさい先生のお話を聞いてキモノモダン部のみなさんからは、

「迷いが吹っ切れた」
「手持ちの着物の帯揚げや半衿を変えるだけで、周りからも顔が明るく見えるようになった言われた」
「苦手だったいろの合わせ方が分かって、コーディネートのバリエーションが広がった」

などの声が！
今まで以上に上手く色遊びができるようになり、オシャレをアップデートできているようでした。

次回のキモノモダン部は、「帯留め」に関する座談会を開催予定。
どうぞお楽しみに♪

＜キモノモダン部とは？＞
KIMONO MODERNを愛するメンバーさん達から成る「サポーターズクラブ」。毎月1回KIMONO MODERN the guide shop＠東京（南青山店）に集まり、着物にまつわるトピックスで意見交換や、KIMONO MODERNの商品開発に関わるなどの活動を行っています。（任期1年）