《あさいやすえのコーデコラム#23》色を味方にーパーソナルカラーのお話1

こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。

北陸も春めいて来ました。春は緊張する場面や、はじめましてのシーンも多いかもしれませんね、そんな時に《色を味方に》 

今回は私なりに思う似合う色《パーソナルカラーと着物》のお話に数回お付き合いください。

パーソナルカラーとは

最近はどこでも見かけるようになった文字や言葉《パーソナルカラー》

パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)と調和する、違和感なく馴染む色(=似合う色)のことです。最近は自分のパーソナルカラーを知っている人も多くなって来たのではないかと思います。

パーソナルカラー、色相/彩度/明度を軸に{春・夏・秋・冬}の4つのタイプに分かれます。 

タイプ別の色は、たくさん紹介されているものを「皆さん参考に♪」と丸投げして(笑)大まかな特徴を。

パーソナルカラーはアメリカ発祥なので、4つに分類されるものとして四季がネーミングされたのですが、それぞれのシーズンの特徴は四季に準えて覚えるといいですよ。

Spring 春  イエローベース 春の花畑のように明るく鮮やかな色

Autumn 秋 イエローベース 深く落ち着いた秋の紅葉のような色

Summer 夏 ブルーベース  薄く柔らかな紫陽花のような色

Winter 冬  ブルーベース  真っ白なゲレンデに映える濃く鮮やかな色


診断はノーメイクで行います。

実際着物を着用する時はメイクをしたりするので、囚われすきず、自分が得意な色や、苦手な色を知っておくのはいいことだと思います。

特徴をつかんで着物に活かそう

お洋服の場合、この色が似合います!と言われたら無数のブランドの中から選ぶことができますが、着物は少し困難です。

パーソナルカラーを着物に活かすには、それぞれのシーズンの特徴をつかむことだと思っています。

先ほどの特徴に加えると。

Spring 春 イエローベース 春の花のように  温かみがあり、明るく、鮮やかな色 

Autumn 秋 イエローベース 秋の紅葉のように 暖かさがあり 深く、くすんだ色

Summer 夏 ブルーベース 紫陽花のように 冷たさがあり 明るく くすんだ色

Winter 冬 ブルーベース ゲレンデに映える 冷たさがあり 深く 鮮やかな色

パーソナルカラー別 ピンクとブルー

私のパーソナルカラーはSpringです。

Springの色はこんな感じです、と明記されても今でこそ色が見えますが実際難しいものです。そこでそれぞれの大まかな特徴を軸にしましょう。私たど黄みが得意で、明るく暖かさがありかつ鮮やかな色が似合います。私が年のわりに若作りなのはこのゆえんです(笑)

パーソナルカラーを知っている人はそのシーズンの特徴を、知らない人もよく手に取るお気に入り、着ていると褒められる着物の特徴はどれかなと当てはめてみてください。

そして違うシーズンの中にもその特徴が入っています。

バスケットのピポットのように、自分のシーズンに足をつけてちょっと別のシーズンにも足を伸ばします。ここではちょっと!!!がポイントです。

私が手持ちのもので、ブルーベースでくすみカラーでも明るさを感じるものは大丈夫などと、意外と守備範囲と感じるものがこちら。そうすると、なんだかこの着物を着ると老けるな‥。顔色が悪くなるな、と思う着物の特徴も見えてきます。

私だと苦手とする色は 暗い色味、冷たすぎる色、くすんだ色。確かにと思います。

私のピポットはこんな感じでしたが、鮮やかな色が苦手でニュアンスのあるくすみカラーだと落ち着く方や、暖かさを感じるものが全般に合う方、暗い色が落ち着くなど、細かな分析より大まかな特徴を知って着物は選んでいくといいかなと思います。

この2着は私の得意な着物と、苦手な着物

私は一見派手な左の着物の方が似合うのです。

色が深くダークなもの、くすみのありすぎるもの、そしてクールで冷たすぎる色が私の苦手なものの特徴です。この着物はAutumnさんに似合う着物、Springとは同じイエローベースで暖かさもありますが、こっくりや深すぎる暗すぎるものは苦手なのです。

皆さんも、練習がてら色んな着物を羽織ったり、画像を撮ったり。似合う色の特徴そして、気をつけよう!!な色の特徴を見つけてみてくださいね。

そして色を味方に。とっておきのプロフィール写真や、好印象を与えたいシーンでは似合う色で力をもらいましょう。

Spring全開で、えっと7年前のプロフです?

現在のプロフはこちら、どちらもプロの撮影メイクで何割もマシマシですがね。

さて次回は、私がプロフに使っている KIMONO MODERN さんのレース着物のように持っていると便利な、それぞれのタイプの着物に使えるベーシックカラー。

そしてタイプ別コーディネートのお話に続きます。