《あさいやすえのコーデコラム》#27-夏を楽しむ色と素材のお話し
こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。夏の予定が気になる季節になってきました。短い夏を楽しむ色や素材!今回はそんな心おどる色のお話です。
色のチカラ
#22のコラムではイメージを作る春の色のお話しを書かせていただきました。
『2022年は綺麗でカラフルな色が復活するきざしです、それは色に楽しみの再発見、前に進む力と希望を込めているから!』と書いたのですが、この春、お洋服でも綺麗な色をたくさん見かけませんでしたか?
色には本当に気分を高めるチカラがあるのです。
新作のガラスの帯留め『色ノ音』にもそんな気持ちが込められていると聞きました。今回はこの帯留めを軸に夏のコーディネートのお話です。
色も大切ですが、夏に作りたいイメージ、爽やかさに涼やかさ、透明感!を作る、軽やかな素材(レースやシフォン)や光を纏う素材(ガラス)も気分を高めてくれますよ。
まずは小さき可愛いものに色を
夏の楽しみ、浴衣!KIMONO MODERNさんでも可愛い新作たくさんです。
浴衣に半幅帯!涼しく気楽な夏のワンピースですが、シンプルゆえにコーディネートが物足りなく感じることも、、、
そんな時は
三分紐と帯留めを加えます。全体のコーディネートが引き締まりますね。
新作のガラスの帯留め✨ガラスの透明感は夏にぴったり。太陽を浴びると光を集めてきらりと輝いてくれるのも楽しみの一つです。
合わせる三分紐は同じ色でまとめてトーンを変化させてみます。帯留めに対してビビットな色を合わせると、小さな面積だと良いアクセントになります!帯留めに対して淡いペールトーンだと透明感が生まれますね。
全体を淡く儚げなトーンでまとめて。とても涼やかな印象です。
少し引き締まる色を帯留めと帯締めに、小さい変化ですが少しキリッと引き締まった印象に。どちらもいいですね。みなさんはお気に入りの帯留めにどんなトーンの帯締めを合わせるでしょうか?
アイテムを少なくして涼しさを求める夏のきもの、日傘は夏ならではのアイテム。全体のイメージと合わせて持ちたいですね。
色を重ねる、色をたす
まずは小さな色重ね。帯締めとの組み合わせ。
正絹帯締めはこちら⭐️ リバーシブルはお得ですね。
今度は全体でも色を重ねていきます。
浴衣のアクアマリンの澄んだ水色からブルーを重ねて作るコーディネート。
同じ色相でトーンを変えて重ねると印象も重なって、とっても涼しげで透明感のあるコーディネートに。
少し躊躇するような鮮やかな色はぜひ小物で!気分が上がりますよ。
もちろんパーソナルカラーを考えて得意なトーン(鮮やか、くすみカラーなど)を一番大きな面積に持ってきてもいいですね。
このコーディネートとっても素敵✨まとまり感を出す時は色数を少なくするのもポイントです。
今度は少しずつ色を足していくコーディネート。ブルー系に黄色、緑に紫など。小さな面積に映える色を持ってくるとリズムが生まれます。フレッシュで元気な印象になりますね。
着物の軽やかな色と素材を重ねて、帯締め帯留めで締めるコーディネート。
着物の鮮やかさに色を足していくコーディネート。レースの半襟は夏でも涼やかに見えていいですね。オールシーズン使えるのも良きところ。
色で元気に!大好きな色を重ねちゃおう
お手持ちの浴衣に小物を変化させただけでも
定番の紺色の浴衣に赤を差し色にしたコーディネート。赤で元気をもらいます。自分の好きな色、気分が上がる色を小さな面に重ねていくのも楽しいですよ。私は赤が好きでついつい集めてしまいます。いつもは放置も多いペティキュアも?色を揃えて、下駄の前つぼも赤をチョイス。箪笥にあった博多帯から毎年目に付く赤を集めていった感じです。
大人のトリコロール。
お気に入りの帯留めから広がっていくコーディネート。みなさんもぜひ短い夏を楽しむアイテムを手に入れてくださいね。
この夏は花火大会や、お祭りも復活しそうです。色のチカラもお守りに浴衣から!きもの楽しんでいきましょう。
私もこの夏開催の浴衣でのイベントのためにとった画像を。
鮮やかなブルー系の浴衣にガラスの帯留めで涼やかに。浴衣たくさん着ましょう。