《あさいやすえのコーデコラム#25》色を味方にパーソナルカラーのお話3

こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。パーソナルカラーのお話は今回が最終回、それぞれの色が持つイメージとコーディネートのお話をお届けします。

パーソナルカラー それぞれのシーズンの色から受けるイメージは

パーソナルカラー それぞれのシーズンの色の特徴、それぞれのシーズンの色から受けるイメージをまとめてみましょう。

Spring 春の花々のような イエローベースで 明るく鮮やかな色からは フレッシュ キュート ポップ 元気なイメージが浮かびます。

Summer  柔らかな初夏の紫陽花のような ブルーベースで 淡く明るく 穏やかな色からは エレガント ロマンチック 柔らかなイメージが浮かびます。

Autumn 深く色づく秋の紅葉のような イエローベースで 深く暗い 穏やかな色からは 落ち着いた クラッシックな ナチュラル エスニックな印象が浮かびます。

Winter スキー場で映えるビビットな ブルーベースで 暗く 鮮やかな色からは  艶やか モダン シャープ ドラマチックな印象が浮かびます。

自分の似合う色でイメージを揃えても、好きなイメージを色で表しても。素材や柄の与える印象もあるので、いろんなコーディネートの引き出しを広げて楽しんでくれたらいいな〜と思います。

それぞれのシーズン、コーディネートのポイントは

今度は同じベーシックな無地紬にそれぞれのシーズンの色味の帯と帯周りを合わせてみました。

同じ着物にパーソナルカラー別の帯と帯周り

⭐️Springさんは、鮮やかな色と、どこかにメリハリやコントラストを効かせるコーディネートが似合います。私は帯揚げに鮮やかな色を持ってくるコーデが多いです。

⭐️Summerさんは、グラデーションの配色がとっても似合います。淡く穏やかな色を馴染ませていくととっても上品ですね。

⭐️Autumnさんは、シックで深い色を多色で重ねるとリッチな雰囲気に。落ち着いたクラシカルなホテルのロビーの雰囲気のようにシックで上質なコーデになりますね。

⭐️Winterさんは、コントラストのあるコーディネートが似合います。色にインパクトもあるので色数を少なくすると知的でシャープな印象になります。

全てが似合う色でなくても、コーディネートをそれぞれのシーズンに合うメリハリのつく形にしたり、グラデーションにしたり。

何かぼんやりするな〜と思ったらピリッと鮮やかな色を差したり。派手に見えるから穏やかなトーンにしようかなと、パーソナルカラーを自分の軸にするのもいいですよ。

パーソナルカラーの分量を変化させたコーディネート。

スプリングの私が全て似合う色から、少しずつ分量を減らしたコーディネート。

自分が主役の時、脇に回るとき、自分の立ち位置で変化させてもいいですね。私は年齢的なこともね。

帯留め-青い蝶々(suu・¥4180)

なんとなく4シーズンに分けた私の着姿。

色を味方にパーソナルカラーのお話。知っておいて損はないけど、囚われすぎずに!上の写真のように私もいろんな色を着ます。日々の着物姿から私は淡い色が似合うな〜などと観察する一つの引き出しにして、そしてとっておきの際は色を味方にしてくださいね。

この春、私は自分のパーソナルカラーを意識した着物で鮮やかな空間にお出かけを。

富山県美術館で開催の蜷川実花展へ、色のシャワーを受けてます。

ツヤと鮮やかさがある色で、ちょっとしたパーティーにも着ていけるな〜とおめかしの妄想膨らむ着物で久々に着物の友達とのお出かけでした。

今から着物を楽しむ人も、少し着物触ってないなって方も、お出かけしたい季節になってきましたね。

気軽に楽しめる浴衣の季節もやってきますよ〜。

着物を眺めてワクワクしましょうね?