博多織の帯は、憧れのひとつ。
そのハリと締めやすさ、玄人風情がたまりません。
ちょっとお出かけ、という気軽な装いにすら上質感をプラスしてくれます。

春には若草、冬にはお抹茶。
懐の深いグリーン。

博多織の半幅帯は、木綿着物をちょっとグレードアップしてくれる優れもの。色使いが抑えめな久留米絣や、格子柄の伊勢木綿などにマスト。

このグリーンは、季節を問わないお色味。
春には若草、冬にはお抹茶のように見立ててコーデが楽しめそうです。
爽やかに明るめの色調ですが、正絹の高級なで自然な光沢がプラスされているので
安っぽい明るさではなく、さすが！と思わせる和の色合いにうっとりしてしまいます。

カラフルなマルチチェックの伊勢木綿の締め色としてもOKだし、
赤、エンジ系のお着物に合わせれば、お正月コーデの完成です。

デニム着物の利休白茶に合わせてこなれた感を出すのもおすすめ！
無地のお着物と合わせる時は、帯締めにキレイ色を持ってきたり、
ちょっと大きめの帯留めを合わせてバランスをとってくださいね。

博多織半幅帯の端処理について

帯の端っこは切りっぱなしの状態で、縫製の処理はされていません。
画像矢印の部分はほつれ止めの織り方となっておりますので、その部分を全部内側に折り込み、指できれいに折り目を付けてご使用ください。
浮いてくる場合も徐々になじんで参りますが、気になる場合は、折り込んだ内側1cmくらい奥をかがってご使用下さい。

※モデル画像と帯単体の画像のお色が違って見えますが、単体の画像が、より実物に近い色となります。