実はありそうで、なかった。
透けないタイプの、レース羽織。

今や主流となった、レースの薄羽織。
KIMONO MODERNが発売しだした当時から比べると、市場にはいろんな色柄が出てきたなと感じています。ですが・・・お客様からのご要望で、意外と盲点だったのが「透けない羽織」。

防寒も兼ねた、フォーマル対応の「羽織」
卒入学式-肌寒い季節のフォーマル着物に合わせても◎

着物をあえて透けさせる美しさもあるけれど、着物のトーンを抑えてくれるような役割に加え防寒にもなるタイプのレースの羽織って、実は全然なかったんですよね。

なので！作りました。
いつものコーデをワンランク格上げしてくれる、羽織「DRESSYフェミニン」の登場です。
（画像はすべてLONG丈を着用しております。）

上品で美しい刺繍を凝らしたレースの羽織。しっかりフォーマルにも、遊び心ある普段着にも。また、卒入学式シーズン、まだまだ寒さが残る季節、だけど重たいコートは着たくない、そんな時に合わせたい見た目の軽やかさを損なわない防寒用としても大活躍です。

繊細で透け感のあるレースも、シフォンの裏地がついてマットな使用感。

繊細なレースも裏地のシフォンと重なることで、繊細なのに繊細すぎず、しなやかで上質感を損なわず、柔らかでマットな素材感が魅力。

重くない、ハンサムな単衣の羽織。
シフォンの裏地がついた、上質な作りに大満足。

通常レース系の羽織は、羽織った時に着物の地色が透けて見えるため、羽織本来の色が違ってみえることもありますが、こちらは着物の色の影響を受けないので、羽織は羽織としての存在感がしっかりあります。

シフォンの裏地がついている生地を単衣仕立てで仕立てているので、袷の羽織のように重さを感じさせません。キチンと感と軽さを併せ持つ、ハンサムな単衣羽織です。

CREAM
優しげでクリーミーなアイボリーは、曖昧さを一旦リセットしてキリリと見せてくれる効果が。ごくごく薄く裏地にベージュピンクが入っているので、ややピンク寄り。茶色、黒、ベージュ、ピンク、暖色系の着物や帯に馴染ませるように使うのがベスト。

amber Night
ゴージャスなレース刺繍は、まるで烏の濡れ羽織のように艶やかで魅惑的。裏地は黒のシフォン生地を使用しているので重くならず、厚すぎず、盛夏を除く一年を通して普段からハレの日までご着用いただけます。

パール羽織紐が付いています。

スタッフ着用コメント
ちょっと着物が派手だったかな？という時、透けないレースの羽織を羽織ると良いバランスになるかと思います。ロングは長すぎず(身長によりますが)重い印象にならないし、ショートはアンティークっぽい着こなしになって素敵です。
シワになりにくく家で洗えるというのも着やすさのポイントです。