<着物でお出かけしよう1>どこまで普段着キモノでOK? シチュエーションの疑問
冠婚葬祭やお茶の席などのフォーマル以外は、
特別な着物のルールはそこまで気にしなくてもよいのではないかとKIMONO MODERNでは考えています。
洋服でも、ちょっとその辺の近所に友達とランチだから
そこそこのカジュアルで、とか、今日はホテルで目上の人と会食だから、ちょっと上質な格好をしていこう、
なんて考えますよね。
普段着の着物もそれと同じように考えたらよいのだと思います。
洋服だったら
「Gパンで結婚式は行けないよね」
「ドレスでその辺のスーパーに買い物は変よね」
とか感覚的に分かるものですが、それが着物となると「???」になってしまいますよね。
でも基本的には、洋服も和服も一緒。
木綿やポリエステルの着物だったら、Tシャツやブラウスという感覚。正絹の着物であれば、ちょっとした場所にもいける上品なワンピースやスーツ、
そんな感じ。
ワンピースでも、木綿やナチュラルな素材であれば「普段着」だな、光沢のある素材やカットが美しいものだったら「よそ行き」だな、などの感覚的な区別があると思いますが着物も同じような感じと思えば、着物のルールもそう難しいものではありません。
また、身につける小物やバックによって
同じワンピースでも、フォーマルになったりカジュアルになったりするように、着物も合わせる帯や小物によって、格があがったり、下がったりします。
つまり、同じ着物でも合わせる帯でホテルのお食事、
からお友達とのランチ、まで様々なシチュエーションに対応することができるようになります。
次回は>> <着物でお出かけしよう2>木綿の着物だったら、年中着用OK!