こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。大寒波のニュースで賑わっていた１月です。皆さんの地域は大丈夫だったでしょうか？まだまだ寒い時期ですが、カレンダーも一枚めくったし春を待つ気持ちを着物にも。

そんな春待ちコーディネートのお話です。

いつものコーデに春色をプラス

このコラムを書いている窓の外は真っ白です。でもお洋服でも長く着ていた冬服に、春色を加えてみたくなっていませんか？私は最近は黒のセーターの下にピンクのシャツを、そんな季節をかえるスイッチコーデに役立つ色はやはり春色たち。

菜の花や水仙を思い浮かべる黄色や緑

桜の景色を思い浮かべるピンクや澄んだ空色など。いつものコーディネートに少しずつ加えていきましょう。

防寒はそのまま、小さなところから春色をプラスしていくといいですよ。

大好きな色はトーンを変えて、春へのスイッチコーデ

秋の始まりから使っていた温かみのあるこっくりした色や深い色を、淡く、透明感のあるトーンに変えて春待ちコーディネート。好きな色をトーンで広げるといいですよ。

ブルーの帯を春色トーンにチェンジ。

軽やかさが出ますね。もっと季節が進んだら、羽織るものも軽い色に。

春色にトーンを変えて春にスイッチ?

色の重ね方を変えて、春へのスイッチコーデ

これは人間の色の見え方を利用したスイッチコーデです。

黒グレーに黄色のミモザがポイントの半幅帯。モノトーンをベースに楽しんだら、今度は春色の黄色を半襟や帯周りに重ねます。

黄色を増やしていくと、ミモザの色に視線が集まって明るいコーディネートになります。

着物も明るい色に変えると黄色の春らしさが出てきますね。

着物と帯、重ねる対象を変化させてみます。前回チョコレートコーディネートをした着物にかわいい春色の帯を。

着物の色に帯周りの色を馴染ませて茶系を使ってほっこり暖かなコーディネート。今度は加えたかわいい春色の帯に色を重ねると、春待ちスイッチコーデに。

小さな面積でもフワッと軽やかになりましたよね。明るい色が増えたので着物も少し明るく見えてくるのですよ。

重ねる色を変化させて、季節のコーディネートを作っていきましょう。

こんなお買い物も私的にはとってもおすすめです。

大好きでよく使う帯揚げのトーン買い。私は帯揚げに緑を使うのが好きで色んなトーンで持っています。

季節によって渋め、明るめ。この組み合わせ少し若いかな‥やコントラストが欲しいなって似合わせのために、鮮やか、淡く。大好きな色だから使い道たくさんなのです。

＜正絹ちりめん帯揚げ＞EARTH COLORS　シリーズは透明感あって今からの季節におすすめです。

羽織もの色や素材でスイッチコーデ

防寒はしながら春にスイッチ、羽織るものの色を軽く、素材も軽やかに変化させたコーディネート。

ほっこり温かみのある色から、透明感ある色にスイッチ。素材も軽やかにレースの羽織を着たらお花見コーデに。

軽やかさと品を春色で加えてくれた羽織ものは　《レース羽織-透けないレースでちょっぴり格上げ-DRESSY羽織フェミニン》

雑誌によくある季節コーディネートをやってみたくて（笑）着物は同じで春色の分量を増やしてみました。お花見の三色団子配色ですね。

まだ厳しい寒さの場所もありますが、立春を過ぎました。

柔らかな春色で、福はうち〜　新しい春を待ちましょうね。