第11回「キモノモダン部」活動報告 Wガーゼのステテコの使用感レポ&秋浴衣についての座談会

お盆を過ぎてもまだまだ蒸し暑い8月某日。

the guide shop東京店にて、第11回目となるモダン部を開催いたしました!今回はのテーマは、キモノモダンの定番アイテムの一つ『赤ちゃんWガーゼの大人のステテコ』の使用感&秋の浴衣の楽しみ方について。和気あいあいとした和やかなムードで、着物好きならではの視点で語っていただきました♪

襦袢以外の着物下着に挑戦!『赤ちゃんWガーゼの大人のステテコ』使ってみた正直な感想は…?

ステテコは、夏は長襦袢の代わりに半襦袢+ステテコというスタイルで楽しむ着物女子も多く、また冬は防寒のために履く、という方もいらっしゃいます。また、一般的なステテコと違い和装のステテコは腰紐にかからないよう、浅ばきタイプが主流。

「脱いでもかわいい!部屋着にも◎」と大好評でリピーターも多いKIMONO MODERN定番の『赤ちゃんWガーゼの大人のステテコ』、モダン部のみなさんに「これまで使ってみたことありますか?」と質問したところ、「ある、ない」いずれも半々という結果に。

気にはなっているけど・・・ステテコ派じゃない、というメンバーもいらっしゃったので、これは是非ともお試ししてもらえるチャンス!とばかりに実際にモダン部の皆様に使っていただき、その使用感をレポートしていただきました!

\ココが良かった/

・柔らかくて汗を吸い取るので快適
・裾さばき問題なし
・部屋着として着ている(可愛い)
・落ち着いた色合いが気に入っている
・浅履きなのでウエスト部分が涼しかった
・想像していたより暑くなかった(涼しく着られた)

\ココ、もう少し改善希望!/

・ほかの色も欲しい(ネイビー、ダークグレイなど)
・身長153㎝なので丈が長く感じた。階段を上がる時に見えてしまうので短いのも欲しい
・ショーツ一体型だと嬉しい(暑いときは1枚でも省きたい)
・フリルが可愛いのだが、フリル部分をもう少しボリューム落として欲しい
・浴衣の下に着ると綿同士の摩擦で座る時などピタッとくっついてしまう事がある(冬は大丈夫だと思う)
・同型で麻のものが欲しい
・宿題になる以前から愛用しているが暑い時期は使わない(秋冬に使用)
・ウエスト部のゴム(2本)は、1本でいいかも


「着物好きとして絶対に譲れない可愛さがある」「汗を吸うWガーゼの柔らかな着心地に大満足!」「着物を脱いだ後も部屋着として可愛く着られるのが嬉しい」「浅履きなので、ゴム部分が帯の位置より下になるため重くならず、思っていたよりも涼しく着られた」などと、みなさま好感触のご様子。

一方で153cm以下の進捗が低めの方にとっては「浴衣の下に着るには丈がギリギリになる」というご意見もあり、それだったら「あえて見せてもいいような色があると嬉しい」といったご意見も。

可愛さと履き心地にこだわった『赤ちゃんWガーゼの大人のステテコ』。天然素材を使っているので静電気が起こりにくく、夏だけではなく秋冬も活躍すること間違いなし!モダン部の皆様の意見を参考に、まだ未体験の方はぜひ一度お試しください♪

<着物あるある>浴衣はいつまで着る?

秋になってもまだまだ暑い日が続く昨今。

「気温的には浴衣を着たいけれど、季節的にどうなの…?」とお悩みの方も多いはず。そこで、着物上級者であるキモノモダン部のみなさまに浴衣をいつまで着ているのか、また秋浴衣をどのように楽しんでいるのかを伺いました。


\衿ナシでいつまで着る?/

・9月初め~半ばまで
・秋祭りまで
・柄にもよるが体感で暑ければ10月でも浴衣を着る

\秋浴衣の選び方やコーディネートの工夫ポイントは?/

・浴衣を購入する際、ザ・浴衣ではなく、襟を入れれば着物風に着られるような着用範囲が広い柄を選んでいる
・高級感を意識してコーディネートしている
・浴衣を購入する際、秋になっても着られるかをよく吟味して買うようにしている
・夏っぽい柄の浴衣を秋に着る場合は、襦袢を着て薄羽織を合わせると着物っぽくなる
・襦袢の色を濃くすると秋らしく見える
・小物に秋のモチーフ、茶色やグレー(くすみ色)を入れると秋っぽくなる


浴衣を1枚で着るのは「9月初め~半ばまで」「秋祭りまでは」「体感で暑ければ10月でも着る」と、様々な意見が出ました。一般的に色々なルールがありますが、地域によっても違いがありそう。でも、浴衣も普段着ですからその時々の気候や体感値によって臨機応変に楽しんでいただくのがよさそうですね。

長く浴衣を着るために、「着物風に着られるような着用範囲が広い柄を選ぶ」「襦袢や薄羽織を合わせる」「秋らしい色味の襦袢や小物を使う」などの工夫をされているようです。

単衣を着るにはまだまだ暑い秋の始まり。どんな着方が良いか、アイディアを巡らせながらオシャレを楽しむのも着物の醍醐味ですね。

ちょうど『ニッポンの木綿展(2022/8月)』開催中だったため、座談会の後はみんなで試着会♪久留米絣、伊勢木綿、遠州綿紬、米沢木綿が一気に見られるとあって、キモノモダン部の皆様のテンションもUP!わちゃわちゃみんなで手に取り見せあいっこしながら、木綿の魅力をたっぷり満喫いただきました。


いよいよ次回で第1期キモノモダン部は終了いたします。この1年を振り返りながらの最終回をどうぞお楽しみに♪


<キモノモダン部とは?>
2021年9月に募集した「サポーターズクラブ」。「キモノモダン部」と名前を改め、毎月1回KIMONO MODERN the guide shop@東京(南青山店)に集まり、着物にまつわるトピックスで盛り上がったり、KIMONO MODERNの商品開発に携わったりして活動をしています。(任期1年 / 次回の公募は2022年10月を予定)