<教えて!たなえり先生>#11-雨の日の足もと対策
こんにちは、多奈ゑりきもの教室のたなえりです。
今年の梅雨入り、早かったですねー。そして6月に入り本格的に雨のシーズンとなりました。
きもので雨を何度も経験しているのですが、毎年雨対策に悩まされます。というわけで、今日はきものの時の足もとの雨対策方法をいくつかご紹介したいと思います。
手っ取り早く雨草履
雨対策グッズとしてまず最初に思い浮かべるのは雨下駄や雨草履ではないでしょうか?ちなみに私が最初に雨対策の履物として買ったのは、下駄の先に付ける爪革(つまかわ)でした。しかし、下駄をはき慣れてなかった私にとって、雨の日の雨下駄は歩くのがとても怖く、つまかわの出番がほどんどありませんでした。
そして次に購入したのが、爪革付きの草履です。
かかと部分もカットされていて(写真右)はね上げも防止してくれます。これがとてもよかったので、フォーマル時にも使えるものをと思って買ったのがこちら。
しかし、残念ながらこのお草履は履く機会が少なく、しかも履く度に足が痛くなったためほぼお蔵入りという残念な結果となりました。この2足に共通して言えるのが、途中から雨が上がっても爪革はとりはずせないということでした。
雨の日対策アイテム①
そして2016年、ついに出逢いが!今でも愛用している「美人のつま先」です。
着脱式の爪革であることには変わりないのですが、今までの草履カバーのような違和感もなく、どんな草履にもフィットする優れもの。これをカレンブロッソのカフェ草履に付けています。ちなみにカフェ草履のかかとは斜めにカットされているので、はね上げ防止にもなってます。
その日のコーディネートに合わせて履物をチェンジすることもできるのが「美人のつま先」の良いところ。
雨の日対策アイテム②
小雨の時は爪革だけでも大丈夫なのですが、昨今のゲリラ豪雨のような雨の降り方となると、たとえ爪革が付いていても、どうしても足袋は濡れてしまいます。
というわけで、今年新たに導入したアイテムがこちら!撥水足袋カバーです。
先日インスタライブで撥水足袋カバーの撥水実験をやってみました。実際に水をかけてみてしばらく置いてみたのですが、どちらもしっかりと水が滲みるのを防いでくれます。
そしてとても大切なのが足袋カバーのサイズ選び。私は通常23.5cmの足袋を履いているのですが、その足袋の上から足袋カバーを履くことを考慮して、ワンサイズ大きいものを購入しました(今回はL=24.0〜24.5cm)。そちらの方が脱ぎ履きがしやすく無理なく足袋をカバーしてくれると思います。
ちなみに暑がりの私はレインコートを着ることはあまりないのですが、あまりにも雨がひどい時は二部式雨コートの下だけを巻いたりすることもあります。
番外編
番外編として、レインブーツや濡れてもよいビーチサンダルなども試してみたことがあります(笑)。
こんな選択肢もありますよ、ご参考まで!
雨は急に降ってくるもの(笑)。なので、事前に雨対策グッズを準備しておくと、急な雨でも慌てることなくお出かけできます!(←自分に言い聞かせてます。www)
今回の撥水足袋カバーの実験はInstagramのIGTVにアーカイブしております。その他、きものを着るのが楽しくなるライブ配信を不定期で行なってます。ぜひインスタもチェックしてみてくださいね〜。(Instagramのアカウントはこちら → @tanaeri_kimono)
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