<あさいやすえの着物コーデコラム>#1 大人のハロウィンコーデ

はじめまして、あさいやすえです。

富山県、海も山も近い『蜃気楼の見える街魚津』で流派や流儀にとらわれず楽で綺麗な着付けと、纏う人が主役になるわたしスタイルのコーディネートを伝える《こゆき庵きもののきかたのお教室》を主宰しています、あさいやすえと申します。KIMONO MODERNさんとは、金澤でのpop upのお手伝いなどのご縁で。これからコーディネートのヒントとなるコラムを月1、きまぐれ月2で書かせていただきます。どうぞお付き合いくださいね。

これからの季節、楽しみたい大人のハロウィンコーデ。

さて暦ももう10月と言うことで「#きものでハロウィン2020」なる楽しい企みがスタートしましたね!

それにちなんで『ハロウィン』をテーマにコーディネートのお話を。私にとってはやっと乗っかっている行事かも(笑)手持ちの中にハロウィンモチーフの物があるといいのですが、、そんな気の利いた物はないなぁ‥。こんな時は『配色を拝借』(何気にダジャレちっくww)、色を使ってコーディネートしてみましょう。

ジャックオーランタンの「オレンジ」を拝借。

レースのキモノ、レースモチーフを蜘蛛の巣に見立てて、かぼちゃの色を拝借。
帯揚げの色を緑に変えるとよりかぼちゃ感がましまし。
キモノが変わってもオレンジと緑を散りばめると
ハロウィンをイメージできますよ。
ヘッドドレス、帯留めはビースのバラの指輪、黒やストライプのアイテムを重ねて
ハロウィンの王様ジャックの要素も。この映画大好きです。
モノトーンでコーディネートするともっとですね。

そしてハロウィンの飾りから、紫と緑の配色を拝借。

デニムキモノにクールな幾何学の帯を合わせて、帯周りに紫、緑の配色を拝借。
さりげなくハロウィンコーディネート。
斜め縞の半襟を、重ね襟に使ったり、レースをあしらったり。半襟周りを飾っていくと
パーティー感がでてきますよ。
紫と緑。
この配色は、色の物差し/虹の色をくるっと輪にした『色相環』の中で離れた位置にある色の組み合わせです。離れた色を用いるとメリハリが効いて個性的な配色となります、おしゃれなお化け達にぴったりの考えられた配色なのです。
気軽にお家でハロウィン気分。猫耳カチューシャくらい調達しましょうかね(笑)

コーデのヒントは「配色を拝借」

貴方の持ち物の中にオレンジ色、紫色のアイテムありますか?

新しい目線で組み合わせてみませんか?配分や色のトーンが変わるとまた違って見えますよ!!

お出かけするとなお楽し、お出かけしなくてもテーマを決めてコーディネートすると新しい組み合わせを発見するかもしれませんよ。そんなこんながセンスを作っていきます。

さあ深まる秋の色を着物で。いろんな配色を見つけてくださいね。

今回のヒント 『配色を拝借』

こゆき庵 あさいやすえでした。