<教えて!たなえり先生>#71-秋でもゆかた!?着物風プラスアイテムの選びかた
こんにちは、多奈ゑりきもの教室のたなえりです。
暦の上では秋でもまだまだ暑い9月。
今年の夏は暑すぎてゆかたを着られなかった…という方も多いのではないでしょうか?
そんなゆかたを9月でも楽しむアイテムのご紹介です。
秋に着るゆかた、選ぶポイントは「色」と「柄」
ゆかたを秋にも着たい場合、まず気をつけたいのが色と柄の大きさ。紺×白や白×紺、ゆかたらしい色使いや柄が大きめだとどうしても“ゆかた”という印象が強くなるので、秋に着るゆかたは少し色のコントラストが弱いものや柄が小さめを選ぶのがポイントです。
▼ゆかたらしい色の代表でもある紺×白のゆかたでも、柄が小さめだったり幾何学模様であればそこまでゆかた感は出ません。(写真はゆかたスタイルで着てますが、実際には昨年9月末まで着ていたゆかたです。)
ゆかたなのに、秋までOKに変わる!お役立ちコーデアイテム6選
今年の夏、私がゆかたスタイルで着ていたキモノモダンのリネンきものBOTANICAL。
このきものを使って、取り入れやすいアイテムから順番に足していき、秋ゆかたのコーデを完成させてみましょう!
①足袋を履いてみる
足袋を履くだけでもいっきに着物っぽい着こなしになります。寒さ対策にも効果アリ!
②帯を変えてみる
帯を秋色に変えると全体の印象も変わります。(帯は私物)
③帯留を足してみる
ゆかたでも「帯留を使っているよ」という方も多いと思いますので、取り入れやすいアイテムだと思います。
コーデしたのは波佐見焼の帯留-MOROCCO
④帯揚(三連仮紐)を足してみる
写真では少しわかりにくですが、帯揚やキモノモダンの三連仮紐などを使って、帯周りのアイテムを増やすことによって、さらにきものらしい着こなしになります。
コーデしたのは三連仮紐-AMERI
⑤襦袢を着てみる
襦袢を着て半衿が見えると、もう着物スタイル!
⑥羽織を着てみる
羽織を着るとワンランク上の着こなしに。
今回コーデしたKIMONOMODERNアイテム
今回使用したアイテムはこちら
着物:リネン着物‐BOTANICAL(SUN)
襦袢:ワンピ襦袢‐Marrakech(MILK)
帯締め:シャンパン
帯留め:MOROCCO(小夜)
三連仮紐:Ameri(mint)
足袋:ゑびす足袋コラボ‐カラフル底のオシャレ足袋(葡萄)
いっきにすべてのアイテムを取り入れる必要はありません。まずは足袋からスタートして取り入れやすいアイテムや、必要なアイテムから(寒かったら足袋を履いたり襦袢を着るなど)取り入れてみてくださいね。
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