《あさいやすえのコーデコラム》#69羽織コーデ13選‐秋冬に向けた羽織styleのお話

こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。

今回はコーディネートを変化させる羽織物のお話です。体温の調節だけでなく、プラスするだけでいつものコーディネートの印象を簡単に変化できる!お手軽で優秀すぎる、そんな買い足しアイテムのススメです。

羽織 着物カーディガンをプラスすると!?

<新作レース羽織>アラベスク

なんといっても透け感が美しい、9/6新作のレース薄羽織‐アラベスクを、先行でお試し。
コーディネートしてみると…

<新作レース羽織>アラベスク <レース刺繍着物>muistoムイスト-追憶-白雪 <リバーシブル半幅帯>アラベスク

テイストを揃えたエレガントなモノトーンコーデ❤︎着物を白にしたことで柄が浮き上がりますね。
(東京店3周年記念の素敵なノベルティー扇子、私もいただきました。皆様とお揃い❤︎)

いつものコーディネートに羽織物をプラスすると、着物の色の分量が変化します。体温調整プラスいつものコーディネートが簡単に見違える!素敵な羽織をプラスしてみてくださいね。

大好きなコーディネートに加えて印象チェンジ

KIMONO MODERNの着用期間の長いシーズンレスなアイテムに、半幅帯や兵児帯など…普段着物に最適な、大好きなコーディネートに、羽織物をプラス。まだお手持ちアイテムが少ない初心者さんにも、とってもおすすめなコーディネートです。

<薄羽織>リネン混オーガンジーの薄羽織 – BLACK RIBBON 
<デニム着物>シルクデニム着物-サンクチュアリ 
<長尺 レース半幅帯>muistoムイスト-追憶
<羽織> スタイリッシュなAラインの着物カーディガン

お洋服でも何気なくしている、大好きなワンピースにカーディガンやジャケットを組み合わせて季節をまたいで着る、そんな感覚ですよ。さて着用!

<新作レース羽織>アラベスク 

シルクデニムに、流れが美しいムイストの半幅帯を合わせた、シンプルだけど上質コーディネートに羽織をプラス。すると、カチッとコンサバな印象がプラスされます。ジャケットを羽織った感覚ですね。

<羽織> スタイリッシュなAラインの着物カーディガン(左・sugar white/右・graysh BLUE

もう少し季節が進んだら着物カーディガンをプラス。暖かくて軽い防寒とおしゃれ、一度に叶えます。
くつろいだ印象で可愛さプラス、帽子やマフラー手袋などお気に入りを重ねてくださいね。

チョイスする色でも、着物の印象チェンジですね。 

<薄羽織>リネン混オーガンジーの薄羽織 – BLACK RIBBON
(右・ LONG丈/左・SHORT丈/羽織り紐付き)

ちなみにKIMONOMODERNの羽織は、身丈が異なる「LONG」と「SHORT」の2種類。
短い方がアクティブで軽やかな印象 ロングは落ち着いた印象になりますよ。

印象を重ねてプラスしていきましょう

<北欧刺繍お半衿>おとぎの森 
<遠州綿紬>カフェオレストライプ 
<羽織> スタイリッシュなAラインの着物カーディガン(淡藤)
<薄羽織>リネン混オーガンジーの薄羽織 – BLACK RIBBON

こちらも大人気の遠州綿紬-カフェオレストライプを、兵児帯乱菊とコーディネート。
同じ組み合わせに、異なる羽織物を加えてみます。

<遠州綿紬>カフェオレストライプ <兵児帯> 乱菊‐女郎花

(左)柔らかな淡藤の着物カーディガンを羽織ると、淡い色味が増えてエレガントさがプラス。

(右)直線を重ねた薄羽織を重ねると、シャープできちんとした印象がプラスされますね。

狙った印象をプラスする要素は2つ

ひとつは「柄」
コードレース着物(桃花)に、アラベスク兵児帯(白銀)を組み合わせた、ロマンチックなコーディネートに、透け感の美しい黒の薄羽織をプラスします。

<レース着物>DRESSY着物-コードレースー桃花 大人の兵児帯-アラベスク <新作レース羽織>アラベスク 

(左)直線の格子はやはりシャープできちんとした印象をプラスしてくれます。

(右)アラベスクの動きのある柄はゴージャスで優雅な印象に。

甘めを引き締めたい、渋いものに甘さを入れたいなど…みなさんはどんな印象を加えたいでしょうか?


狙った印象をプラスする要素、もうひとつは「色」です。

<羽織>着物カーディガン(全10色)

着物カーディガンは全10色
羽織ってみると分かりますが、実はどれもさりげない色でマッチするのです(笑)

どれも良くてとっても迷うので、おすすめは手持ちの小さなアイテムの色にリンクさせるコーディネート法です。

<羽織>着物カーディガン(淡藤)

今回の組み合わせ、さりげない可愛さで愛用の半襟‐おとぎの森を合わせたかったので、着物カーディガンは淡藤に決定。ふわっと淡い紫色の印象が重なります。

小さなアイテムも、少しずつ重ねることで印象が変化しますよ。


さてここで問題!カフェオレストライプのコーディネート、どんな色の鞄を持ちますか?

<帯留め>クリスタルが奏でるconcert-音楽会(左・練習曲/右・夜想曲) <刺繍のお半衿>DRESSY -Amber night 
みやべもくりの下駄|IRONONE-葡萄budou

バックやお草履でも、柔らか~ハンサムと印象を重ねて。

気になってた半襟や、お手持ちの冬に持つバックやお草履など…手持ちアイテムをスタートに色を決定していくと、全体のまとまりが取れますよ。新しくキュンとした羽織ものから小物を揃えるのもいいですね❤︎

コーディネートは正解はなく、どれを合わせても良いのですが合わせるもので与える印象は変わるのです。どんな印象で着たいかな〜とぜひ考えてみてくださいね。

私はお気に入りの紫色のお草履があるので、紫のグラデーションもいいな〜

<羽織>着物カーディガン(淡藤) <帯留め>クリスタルが奏でるconcert-音楽会(狂詩曲) <北欧刺繍お半衿>おとぎの森 

着物のコーディネートはそんなことの繰り返し。いつまでも楽しく飽きないのでした☺️

手持ちアイテムを頭に浮かばせて、少し過ごしやすくなった秋の夜長、楽しく悩んでくださいね。

あなどれない小さくて魅力的なアイテムのお話はまた次の機会に~