《あさいやすえのコーデコラム》#65ひとつの着物で無限の印象チェンジ‐夏キモノ浴衣

こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。コーデコラムの役得で、新作夏キモノ浴衣がワタシの手元にやってきました❤︎新作で、得意の着回しイメージチェンジをしていきますよ。ひとつの着物からコーディネートの幅を広げるコツを習得しましょう。

ぜひ狙ってる商品や、手持ちのお品を思い浮かべてお読みください。

浴衣でも、キモノでもOK♪新作『夏キモノ浴衣』

セオαでしなやかで軽く、浴衣でもキモノでも楽しめる新作浴衣、とっても素敵なラインナップです。

全体の感想は、ワタシが勝手に想像していたより色柄ともに可愛いより大人っぽい!この大人っぽさの中に見え隠れするほのかな可愛さが絶妙でした。この夏キモノ浴衣、着用期間も長く、コーデを変化させると年齢的にもずっと長く愛用できる浴衣になりますよ❤︎みなさんのお気に入りはどれでしょう?

セオαの夏キモノ浴衣ーBOTANICAL mint 注染リバーシブル-monotone かざぐるま

《甘め⇔ 涼やか》 セオαの夏キモノ浴衣ーBOTANICAL mint

淡く爽やかなmintカラーにそよぐような細かな柄が美しい【BOTANICAL mint】は、柄が細やかなのでどんな帯もマッチします。

モデルショットは軽さもある引き締めた色の帯でのコーディネート。

着回しひとつ目は、可憐な甘めコーディネートで。

夏の帯によくある、白地にお花の名古屋帯。ミントにピンクを差して甘い印象に&曲線柄で柔らかさもプラス。

薄羽織を加えるともっと甘く、季節の変わり目などに活躍しますよ。

レース薄羽織 撫子nadeshiko(3色)

お次は、涼やかなすっきりコーディネートにチェンジ。

淡いトーンで、直線の柄を持ってくると、すっきり涼やかに見えますね。

甘め⇔ 涼やか

《甘く⇔涼やか》の印象チェンジのポイントは、『色味(トーン)は淡くそのままに、柄を変化させる』でした。

KIMONO MODERNの、この帯たちもピッタリ。

<召ませ花>名古屋帯 百日紅  <博多織半幅帯>Patchwork <博多織半幅帯>市松格子MODERN
夏キモノ浴衣ー勿忘草

《渋く⇔儚く》セオαの夏キモノ浴衣ー勿忘草

このモデルさんショットに納得の【勿忘草】グレーがかった紫色が儚げで少し懐古的な印象です。アンティークの帯ともマッチしそうなのでアンティーク好きさんもぜひ❤︎儚げな日本画のようになりそうですよ。

ワタシはアンティークの帯はなかったけど、色の深さを重ねて渋カッコよく。こんな落ち着いたコーデがぴったりの方もいそうだな〜。

今度は色味を変化させて、儚げな印象にチェンジしてみます。

淡い薄桜色の帯でトーンアップ。

儚く⇔渋く

《渋く⇔儚く》ゆかたのトーンと帯のトーンを変化させました。こんな帯たちもいかがですか?

<博多織半幅帯>French Lace <召しませ花>リバーシブル半幅帯ーアネモネ  <リバーシブル半幅帯>アラベスク <麻の半幅帯>OLN-ひこうき雲 
<博多織半幅帯>Patchwork
セオαの夏キモノ浴衣ーある日の詩 

《ナチュラル⇔モダン⇔古典的》セオαの夏キモノ浴衣ーある日の詩

なんといっても、北欧風な色柄が大人可愛い【ある日の詩】

ここでは『色のしりとり』…ゆかたの中にある色を重ねつつ色合わせで変化させましょう。

モデルさんショットも、着物から取った黄色の帯を重ねた色のしりとりを用いていますね。

このように、黄色のトーンを深めて、生成りやベージュを合わせるとナチュラルな印象に。ストローハットなども似合って太陽の下で夏らしく映えます。

お次は、モダンなコーデにガラリとチェンジ。

グレーを重ねると、上のコーデより落ち着いた印象に、柄の直線のすっきりさでモダンな印象をプラスです。

今度は帯の色にメリハリをつけてみます。

色のメリハリがつくと古典的なゆかたの印象になります。

ナチュラル⇔モダン⇔古典的

ゆかたの中の色、重ねる色を変化させての印象チェンジ。この帯たちでいかがですか?

麻の変わり半幅帯-amam 注染リバーシブル-風そよぐ シンプルな無地の柔らか半幅帯-Deco リバーシブル半幅帯 芭蕉 <リバーシブル半幅帯>アラベス
セオαの夏キモノ浴衣ーBOTANICAL sea blue

《好きな色を楽しもう》セオαの夏キモノ浴衣ーBOTANICAL sea blue

皆さんの好きな色は何色ですか?ワタシの好きな色のひとつが、やや緑がかった明るい青色「新橋色、ターコイズブルー」

この鮮やかすぎず、暗すぎず…絶妙に目をひく、この【BOTANICAL‐sea blue】は大好きな色です。モデルさんショットのように、白を合わせるとほんと上品ですね〜。

私は深い海を想って…大好きなターコイズブルーを濃淡で重ねて、美しい海の印象で。

明るめブルーで活発に。

深めの紺を合わせると定番にモダンさが加わります、すっきりくつろいだ印象も。

ワタシの推し色なので、アクセサリーや小物や足元まで、ターコイズの濃淡の色が自然と集まります。好きな夏帯の千鳥ちゃんはお目目の色が購入の決手✨皆さんもそんな自然と集まる色はありませんか?その色で浴衣を選ぶのもいいですね。

【ある日の詩】の古典コーデでも使った色の法則を応用。離れた黄色系を合わせて、メリハリをつけるのもいいですよ。

写真のような深い辛子色だと古典的に、青味のある檸檬色を合わせると、ソーダや檸檬などの爽やかな印象も作れます。

印象チェンジに、この帯たちでいかがですか?

注染リバーシブル-菊紋kikumon <博多織>粗紗夏の半幅帯-粗紗 菊紋 <博多織半幅帯>市松格子MODERN 透し織り-リバーシブル半幅帯ーあさきゆめみし大人の兵児帯-ダイヤモンド <召ませ花>名古屋帯 花そよぎ-kuchinashi

新作の夏キモノ浴衣。ゆかた⇔キモノとしても活用できて、気軽な半幅帯や兵児帯はもちろん、夏の名古屋帯も幅広くマッチしました。古典を残しつつ、新しい感性と素材!!新作たっぷり楽しみました(画像多くて申し訳なし)

皆さんもぜひお気に入りの浴衣と帯を手に入れて夏を楽しみましょうね。