アフターコロナ「リモートワーク(在宅勤務)化」で求められる人材像。

これから「在宅勤務」はますます進む。

Biglobeで行われた「在宅勤務に関する意識調査」の調査結果によると、

「あなたは新型コロナウイルスの流行を機に日本企業に在宅勤務などのリモートワークが定着すると思いますか」と尋ねたところ、「定着すると思う」が19.1%、「一部では定着すると思う」が64.8%、「定着しないと思う」が3.4%で、8割強が日本で在宅勤務などのリモートワークが定着する可能性があると答え、

「あなたは今後も在宅勤務などのリモートワークをしたいと思いますか」と尋ねた質問では、「通常時も在宅勤務などのリモートワークをしたい(する機会を増やしたい)」(53.0%)という回答が最も多く、「今回のような非常時には在宅勤務などのリモートワークをしたい」(42.4%)、「今後、在宅勤務などのリモートワークをしたいと思わない」(4.6%)と、リモートワーク肯定派が圧倒的だということがわかった。

しかし実際、企業側からすると「リモートワーク化」することに対して、いくつかのハードルが存在する。その一つに「働いている姿が見えない」ということだ。

リモートワークに向く人材、向かない人材。

タイムカードもない、いつ仕事をやっているのかもわからない、最悪のことを言えばいかようにもサボることができる、という側面もあるため、その不安からやはり監督者(上司)がいる状況で「出社してもらった方が安心」となってしまうのも否めない。

そしてもう一つのハードルは、ITに対してのアレルギー、理解不足、会社側のインフラの未整備という問題がある。

実際、リモートで仕事をする、ということになると、会議用のzoomやスカイプ、連絡ツールとしてのslackやchatworkなど、業務をスムーズにするためのツールが不可欠となるが、そのシステム自体が会社に導入されていないというところも少なくない上、それを実際導入しようとした際に「アナログ」な人間が少なからず存在し、いざ運用しようとなると様々な理由を出しては「得体の知れない」ツールを拒否する人々の抵抗にあってしまうのだ。

会社側がアフターコロナに求める人材とは。

会社側がリモートワーク化を進めていく方法についてはまたのちに述べたいと思うが、「人の抵抗」つまり、ここにリモートワークに向く体質の人、向かない体質の人、が存在することに注目したい。そしてこれはそのまま、アフターコロナ、これからの時代に「会社が求める人材とはどういう素質が必要か」ということに直結するのではないかと考える。

1・好奇心旺盛であること。ITに抵抗がないこと。

「やったことないのでわかりません」

こういう言葉が出た時点で、採用側は一気に萎えてしまうだろう。やったことなくても、わからなくても「わかりませんが、やってみます!」という気概が欲しい。基本的にこれから使おうとするツールはほんの2-3年前から徐々に浸透し始めたものがほとんどで、使いこなしている人間も使い始めて何十年も経っているわけではないのである。とにかくやってみる、試してみる、チャレンジ精神と好奇心が旺盛なことは必須な要件である。

2・最低限のツールが使いこなせること

まず、ガラケーをまだ使っている、というのは完全な論外。最低でもスマホを使いこなしていたい。日常でも使用するLINE、Facetimeはもちろんのこと、アプリの仕組みやGoogle系のドキュメント、Gmail、カレンダーなどのツールは使いこなせていたい。少なくともどういう仕組みで動いているのか、という理解は必要である。あとはiCloudと連携させたり同期させたり、Airdropなどの便利なツールも日常レベルで使いこなせるとよい

また、Facebook、インスタグラムなどをはじめとするSNSも自ら発信する立場として使いこなせればベストだが、最低限でもどういう仕組みなのか閲覧者として関与してもらいたい。このSNSに関していうと、日進月歩で新しいツールが誕生し、新しい機能が追加されていく。この流れについていけた上で使いこなすことができれば、これは強力な武器になっていく上、企業側も積極的に欲しいと思う人材になることは間違いないと思う。

3・仕事が好き、であること。

「サボろうと思えば、サボれる。」根本的なところでなぜ人間がサボるかというと「仕事=やりたくないこと」であるからだと思う。これが「仕事=やりたいこと」であれば、そもそもが「サボる」という意識すらなくなるのかもしれない。「やりたくて仕方がないこと」であればあるほど、企業側からの信頼も高く、いろいろなことを任せられ、挑戦させてもらえ、さらにやりがいのある高みに登っていけるのではないかと思う

4・誠実な人柄。

会社との信頼関係はなにか、というと根本的なところ、やはり人柄。普段からの言行動がものをいう。そして一朝一夕で信頼関係を作ることはできないため、日々の努力と信頼関係の構築が求められる。これからは確実に「成果主義」となっていく。そうなると自分自身のプライドとして、信頼されていることを肝に命じて仕事を遂行できる、誠実な人柄が求められるのは言うまでもな

以上、最低でもこの4つは、これからの会社の変革において求められる人材の基礎を担っていくだろう。そして、この要件を満たす人材は意外にも少ない。ということは、最低限のこの条件をクリアすれば、失業率が増えていくこれからの時代も生き残っていけるということだ。自分自身を振り返ってみて、なにが足りないか。たりない部分を、少しづつでも変革していくこと。自分自身を高めていく、たゆまぬ努力が求められていくだろう。