浴衣を夏キモノとして着る、ってどういうこと?

浴衣を夏キモノ風に、ってどういうこと?

最近では浴衣のシーズンが過ぎた秋も、浴衣をキモノ風にして楽しもう!
という風に、浴衣を長く楽しむことを提案されています。しかし、「浴衣をキモノ風?ってどういうこと??」なんて思われるかたも多いのではないでしょうか。
KIMONO MODERNで取り扱いの多い木綿のキモノも、一般的に販売されている浴衣もどちらも「木綿」 一体その違いはなに??それは、同じ素材でも、浴衣用に作られているものはさっぱりして薄手のもの、透け感があるものなど涼しく過ごせる生地が基本。そして久留米絣など産地ものの浴衣ではない木綿は、割合にしっかり日常着として着れる素材感や色柄のものとなります。

浴衣と着物の着方の違い。

同じ木綿。その違い。実は、その境界は微妙です。
「浴衣」として販売されているものも、色柄や素材が「キモノっぽい」ものであれば、襦袢を着用して襟を出して「キモノ風」に着ることができます。浴衣とキモノの違い、それは「襦袢をきて衿を出してるか、そうでないか」なのです。衿を出さずに一枚だけ羽織れば浴衣、衿をつければキモノ。厳密にいうと色々と賛否両論ありますが、わかりやすくいうと違いのポイントはココにあります。浴衣、として買うときも「キモノっぽく着れるかな?」ということも念頭に置いてみると、今まで1枚あればいい、と思ってた浴衣も、2枚、3枚と色柄増やしたくなりますね。