こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。みなさんお元気にお過ごしでしょうか？今日は着物の楽しみのひとつ〈収集する楽しみ?〉からイメージ作りに必要な素材のお話です。

イメージを考えて着まわしを

私はコーディネートを作るときに大まかにイメージを考えます。例えば優しげに、シャープに、講師らしくなど。

そのイメージを作るのは〈色と柄と素材〉の組み合わせです。着物のコーディネートは着物と帯、帯周りの小物、半襟と色の配分と形がほぼ決まっています。それ故に、ここを少し考えるとよりまとまった調和のとれたコーディネートとなると思っているのです。

そして、イメージの統一のためについついコレクションしてしまうのが私は《帯留めとピアス》です。

価格や流通的にも手に取りやすい、同じイメージの”ちいさきもの”たちを加えて重ねていくことで、コーディネートをまとめていきます。

私の大事な脇役たち

すんばらしいコレクションではないですが、私の帯留めたちの一部。素材も形も違います。素材と役割で分けてみましょう。

ガラスやシェル

木や焼き物

モチーフで物語を作ってくれるもの。

イメージ作り、素材は温度を考える

イメージ作り素材の捉え方はいろいろありますが、ここでは温度を考えていきましょう。

爽やかさや、透明感、クールさを出したい時は？→シェルやガラス、スワロフスキーなど冷たさを感じる物。

穏やか、ナチュラル、エスニック、温かみやパワーを感じるものは？　→　焼き物や木、くるみボタンなど　温かみ熱を感じる物。

季節の柄の帯や着物を持ってなくても、帯留めで季節を感じたり、組み合わせて物語をつくるようなアイテムも楽しいですね。

小さいですが自分がなりたいイメージを重ねていったり、足りない要素を加えたり。コレクションする楽しさも着物の良いところです。

色数を絞った大人浴衣のコーディネート。博多献上の半幅帯に合わせて小さい面積は赤で。ピアスは涼やかさを出すためにクリアな物を。

下駄の前ツボも赤がお気に入りのポイントです。手持ちの履物と帯留めをリンクさせて選ぶのもおすすめです。

このコーディネートに青（寒色）の帯にブルーの小物だともっと涼やかで美人さんを想像できますね〜。

私はイエローベースなので、小さいブルーは差し色に効かせます。

爽やかさんや、透明感のあるっという方に憧れがあるので、そんなコーディネートにプラスするすっきり爽やかなチーム。

プロフィール写真も爽やかさんを狙っています。

ナチュラルでこっくりをくわえるチーム。

手持ちの物をどんなイメージで着たいのか？そのイメージに合う小さい物をどんどん集めて加えていくのも楽しいですよ。

KIMONO MODERNさんの帯留めページはこちら　★

可愛いもの、綺麗なものを見るのは幸せ。ロマンチックな小物と色を集めて今年は打ち合わせ場所で桜を見ました。

そして一番の新入りは。さて浴衣に目がいく季節がきますよ〜。