minaペルホネン 皆川明氏とお会いして。

先日、某企業の主催する会の勉強会に参加させていただき、
minaの皆川明氏の「ものづくりについて」のお話を聞く機会がありました。

mina、といえばお洒落さんなら誰もが知っている
憧れのブランド。そして、アパレルとしては流行りのファストファッションとは一線を画したポジションにあると私は認識していて
この機会をとても心待ちにしていました。

メディアや雑誌で拝見する、皆川さんの雰囲気そのまま。
きっとこの人柄から感じられるままに、コツコツと真面目に
よいものづくりを追求されて、今があるんだろうなと感じました。

最初は生地工場の2Fの六畳一間からスタートした、というmina。

「あ!わたしと同じ!」(笑)
と、変なところで親近感を持ってみたり。

あの頃はまだ、お店もなかったけれど、とか
あの頃はまだ、そこまでたくさんの生地を作れなかったのだけど、とか

そんな過程を経て、
ファンが広がり、今のポジションを確立されたんだな、と思うと

なんだかとても、励まされた気持ちになったり。

わたしが基本的にやっている仕事って結構地味で、
パソコンに向かっていることが多いし、
あとは、ミーティングをしたり打ち合わせをしたり、
本を読んで構想を練ったり。

困った問題があったら解決し、
解決したかと思えば次の問題に直面し。

なんだかそんなことのスパイラルのような気もして、
時々、ふーーーー、
って思ったりもするのですが

きっと、皆川氏もそんなスパイラルを経験して
いろんなものを積み上げて来られたんだろうなと
勝手に想像し。

minaとは少しスタンスは違うけれど、でも
「minaというブランドの服を買うこと」
が、一種のステイタスなように、

「普段着の着物をKIMONO MODERNで買うこと」
が、ひとつの愉しみにつながるような
そんなブランド作りをしていきたいな、と感じました。

比べるなんて恐れ多いですが、
真摯にものづくりに向き合うこと、
お客様のご期待に添えるようがんばること、
ここは真似していきたいなと感じました。